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常在選挙。常に選挙に身を置く弊社代表が、3,000件超の候補者を見続け勝てる候補者、負ける候補者の違いを分析。さらに『90日で政治家になる具体的なノウハウ』などノウハウ満載の地方選挙に特化した選挙本がついに登場しました。
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■選挙体験記 - 勝山祥 富士見市議会議員に聞く



2017年3月26日、富士見市議会議員選挙で二期目のご当選をされた勝山祥さんに、お話しを伺いました。

目次 
  1. ・え!?二期目やるの?当然やるんでしょ?
  2. ・選挙に向けての準備
  3. ・選挙用品 4年前のものも再利用
  4. ・選挙を乗り切る秘訣
  5. ・メッセージ 「挑戦と継続」がカギ!


■え!?二期目やるの?当然やるんでしょ?

-- ご経歴を、簡単にご紹介ください。

生まれは東京都文京区ですが父が転勤族だったもので、小学校の時に、神奈川、それから兵庫の西宮、その後に埼玉の三芳町に引越しをしました。 小中学校を三芳ですごし、三芳の自宅から高校は埼玉県内へ。大学は東京へ通って学び、卒業後は介護の仕事をするようになります。その介護施設が三芳町の隣にある富士見市にありました。ですので、職場となる富士見市に多く関わることになったんです。



-- 立候補されたきっかけは?

介護は公的な社会保険で成り立っていますが、行政の指導というのは市の方からくるんですね。 色々な指導があるのですが、現場で働いていた介護士の自分には「それって本当にお年寄りにとって良い事だろうか?」と疑問が常々ありました。直接行政とやりとりをするのは私の上司になるのですが、話を聞く限りでは、現場と外からくる指示とでは「机の上で立てた計画」「現場の状況とは乖離した指示」のような印象が拭えませんでした。そのうちに「私が市政に直接乗り込んで少しでも介護の現場を変えられないか?変えたい!」と思い、それがきっかけになりました。



-- 今回の選挙は二期目のご当選でしたね。4年議員を勤めてみて、いかがでしたか?

実際に市政に関わると、物事の決まり方など仕組みがわかってきましたね。 その流れが理解できる部分もありますが、初心を忘れずに議会に臨み、特に高齢者福祉に関しては力を入れてきました。



-- 二期目に挑戦しようと思ったのはなぜでしょうか?

4年間で出来たことよりも、出来なかったことの方が多かったように思うんですね。 高齢者福祉に重点を置いてきましたが、当然、議会はそれだけを扱うわけではないですし。 自分がやりたいことは引き続き力を入れて、他の問題もバランスよく理解をして、調べて、発言をしていこうという公約で当選させて頂きましたので、引き続き二期目として責任を果たしたいなと思いました。



-- 市議選に立候補するにあたり、ご家族や周囲の反応はどうでしたか?

ありがたいことに、応援をしてくれる方からは二期目を挑戦することに対して「え?!二期目やるの!?」とは言われず(笑)、「当然やるんでしょ?」「がんばれ!」と肩を押して頂きました。スムーズにスッと二度目の選挙に臨むことになりましたね。



■選挙に向けての準備

-- 準備はいつごろから始めましたか。

初選挙の時はギリギリまで働いていたもので、3ヶ月前ぐらいからの準備が精一杯でした。
そのときに大変だと感じたわけで、その教訓を生かして今回は一年前には……!!と、思っていたんですけどね、実際には半年ぐらい前の準備でした。どうしても議会などやっていると時間に追われてしまう部分があったんですね。

まずは、選挙に向けてのリーフレットを作りました。
実は、リーフレットを作る前にも、議会報告という形で何度も地域に紙媒体を配っていたんですね。ただそれは、完全に手作りで素人モノの印刷物でしたので、きちんとした内容のリーフレットを作ろうと思ったんです。たしか8000枚用意したのかな。駅で配るものと、地域に配るものと、一緒の内容ですね。

手にとって頂いた方から、何か大きな反応があったというわけでもないですが、いつもの手作りものとは違うものということで「あ、もうすぐ選挙なんだね」と感じてくれたみたいですね。当然、選挙期間以外で立候補の話など公に出来ませんから、匂わすというか、そういうことですよね。



-- わかります。表現にも注意をしていたのですね。8000枚配るのも大変でしたね。

リーフレットの印刷枚数にも少しリンクする部分がありますが、富士見市の有権者は11万世帯程。この内、私は地元の約8000世帯を対象に重点的に活動しました。 その8000世帯はマンションが多く建っている地域で、新しい住民の方が多く住んでいます。投票率が低い面もあるにはあるのですが、それがむしろ私を知って頂く機会があると可能性を感じる部分もありました。



-- 初選挙の時と二期目で、選挙運動に違いを感じましたか?

やはり違う部分はありましたね。

初出馬の時には「なんだか良くわからない人」という反応でしたが、今回は「あなたのこと知ってるよ」「議員さんだよね」と手を振ってくれる方もいたりと、既に私を知っている方が多くいました。特に地元の方は知り合いが増えた印象ですね。議員になったことを改めて実感しましたよ。



-- 得票に向けて、作戦などあったのですか?

一人でも多くの方に会いに行くというスタンスでした。 あまり事務所に留まらず、選挙カーなど使ってできるだけ外へ行っていましたね。

応援のお電話など頂いた時には、お礼のご連絡もしていました。
ただ、選挙に限らず日頃の政治活動・議員活動で、ご相談など頂いた際には、私はマメに報告をしているんです。
「こうしたけれど、こういう結果になりました」という報告や、「こうしたけれど、今こうしている最中です」「今こうしているので、あと一週間ほど時間を下さい」という経過の連絡も含めて。ご相談から期間が経てば「あの時のご相談内容ですが、その後どうですか?」と様子を伺うお電話もします。他にも議員がいる中で私を選んでご相談頂くというのはとても重要な意味あることですし、誠意をもってきちんとやりたいという気持ちですよね。

選挙もたくさんの候補者の中から私に一票を投じて頂くのですから「選んでもらう」のは同じです。選挙期間だけのことと考えずきちんと行動したいですし、身が引き締まりますよ。



-- 何名ぐらいの方でご活動されたのですか?

事務所を出入りしている人数で言うと、15人くらいでしょうかね。家族も手伝ってくれました。

実は私、後援会のような組織を持っていないんです。
子供の小学校のママ友さん伝いにご協力して頂いたり、地元の友人たちが手伝ってくれたりしましたが、それは特に名前のついた組織になっているわけではないんですよ。

「後援会を作らないと…!」と焦っている方もいる方もいると思うのですが「後援会を作らないと出来ないこと」というのが、私には思いつかないんです。もちろん、一人で選挙することは出来ませんから支援者、協力者は必要なのですが、あえて「後援会」とする必要もないんじゃないのかな……と。個人的な考えですけどね。



-- ということは名簿はないのでしょうか?名簿を利用して送る方が多い「公選はがき」は作ったのですか?

はい。作りましたね。

私の住んでいるマンションで400世帯ぐらいありますので、まずは同じマンション内の方に送りました。私が住んでいるということで、自動的に住所が分かりますからね。それから、知人にご紹介頂いた方へも送りましたし、今までの政治活動、議員活動の中でご連絡先として控えていた方へ公選はがきを送りました。

私の場合にはこの「連絡先」というのが、いわゆる選挙を意識した名簿とは少し意味合いが違うんです。後援会を作る目的で集めた名簿、あるいは選挙期間中に使用できるように集めた名簿ではなく、あくまでも日頃からの活動の中で少しづつ自然と集まっていったものです。
選挙で使えるようにと予め集めた名簿があれば便利なこともあろうと感じますが、だからといって必ず組織を作り、絶対に名簿を作らなければいけないということもないんじゃないかなと、私は思いますね。



■選挙用品 4年前のものも再利用

-- 選挙用品はどのように揃えましたか。

事務所の用品をはじめ、知り合いから借りたりして揃えました。ポスターもそうですね。
それと今回は、選挙用品ドットコムさんで4年前に作ったものをまた再利用しました。



-- そうだったのですね!ありがとうございます!

横断幕もたすきも、きちんと拭いて大事に梱包してしまって置いたので、全く問題なく使えました。
選挙用品ドットコムさん的には新しいものを買ってもらいたいのかもしれないですが(笑)、4年越しでも全く問題なく使えましたね。

横断幕



-- あはは(笑) そうなんですが、耐久性にも自信があるので嬉しいです。

なので、費用対効果はとても高いと思いますよ。商品ラインナップにも、無駄なものがないですよね。4年前もそうでしたが、届けて頂いたらすぐに使えますし、非常に助かりました。
選挙の一週間はいつも出来ないことが出来る期間でもあるので、最低限必要な選挙用品というのはあります。後援会は作らなくても……という考え方ですが、選挙用品は作らなければいけないですね。ここに事務所があるよと知らせる事務所看板もそうですし、立候補したことを知ってもらうポスターもそうですね。たすきも大事なアピールのひとつになります。必要なものはきちんと用意した方が良いですよ。



■選挙を乗り切る秘訣

-- 選挙は長丁場ですから、ペース配分が必要だと思います。長丁場を闘い切る秘訣を、1つだけ教えてください。

私の場合は、あまり事務所にいないように心掛けていました。

事務所には人がたくさん集まってくださるのですが、座って話してしまうと外に出辛くなってしまうんですね。
話途中でまた外に行くというのが心苦しいという心情もありますし、一息つく意味で座ってしまうとまた外へ行こうとしたときにふと疲れが出てしまうように思うんです。なので、選挙カーで常に動くようにするとか、座らないようにするとか、あまり一つのところに留まらないように。一人でも多くの方に会えるようにと心がけました。これは性格的な問題もあるかもしれないですね。



-- 選挙中、辛かったこと、トラブルなどあれば、教えてください。

辛かったこととは少し違うかもしれないですが、選挙前から忙しかったこともあってか選挙2日目に熱が出たんですよ。というか、おそらく熱が出ているだろうと思いながらも熱を測りませんでした。
もし体温39度とか出ちゃってたら気持ちが萎えてしまいますし、それで寝込んでしまったら「選挙カーを走らせているのに候補者は自宅療養しています」なんてなって説得力がないですよね。事務所に戻ったら皆に風邪を移してしまうかもしれないし、こういう意味でも外へいくようにしまして気合で乗り切りました。体力的には少し辛かったかなぁ。
うーん……あとは、そうですね、辛かったことというのは思い当たらないですね。



-- 皆さんに辛かったことはないですか?と伺うと、「ない」っておっしゃるんです。辛いと感じる時間もないほど、選挙は忙しいのでしょうか?

忙しさは当然ありますし、肉体的にキツイとか、睡眠時間が限られて辛いとか、そういうことはあるでしょうね。

でも、考えてみてください。日頃「応援してるよ!」なんて、そう言われる機会はないんですよ。それが、選挙期間中になると応援の声をもらえて、暖かい気持ちが形になって見えてくる。
全然話さない挨拶したこともない人が駅立ち中にそっと寄ってきてボソッと「応援してるからね」と声をかけてくださったり、私の活動を見ていてくださった方が「あの時は良くやってくれたね」と声をかけてくれたり。そういうことが結構あるんです。
選挙中は「ああ、応援してくれていたんだなぁ」「がんばってよかったなぁ」と感じる期間でもあります。日頃の活動とはまた違った嬉しさがある期間でもあるんです。なので、辛さもどこかへ行ってしまうんでしょうね。



-- 当選確実の知らせを、どこで、どのような方々と一緒に聞きましたか。

事務所で、応援してくれた方と真夜中に報告を待ちました。
力を出し切りましたので、あとは野となれ山となれという心持ちでしたよ。

前回の初めての当選時には嬉しい気持ちが大きかったですが、今回は安心の気持ちが強かったですね。ホッとしました。
「がんばってね」と応援してくださった方に、もし落選していたら謝らなければいけないですし、「もう4年間働いていいよ」という許可を頂けたような気持ちでしたね。初選挙のときは期待だけで投票して頂いたと思うのですが、今回は4年間の働きを見て頂けたのだと思います。

私が介護問題に力を入れていることもあってご相談の声は多く頂くのですが、私は議員専業でしていますので、これまでもこれからも、自分の大切な仕事としてきちんと対処したいと思っています。それと、介護以外の問題にもバランス良く取り組んでいきたいですね。



■メッセージ 「挑戦と継続」がカギ!

-- 「将来は自分も市議選に挑戦したい」と考える政治家志望者や若手政治家に、何かメッセージをお願いいたします。

あまり偉そうなことは言えないですけど、選挙って「挑戦」の意味合いが強いと思うんですね。何もしなければ何も始まらないので、ぜひ挑戦してもらいたいですね。

そして、その挑戦を見てくれている方は「必ずいる」んだということを覚えておいてもらいたいです。自分の知らないところで見られていますし、見抜かれます。皆、見ていないようで見ているんです。

それも選挙という短期間の問題でもなく「継続」していることを見られていると思うんですね。何か一つ成果を出せば終わりではない。色々なことを複合的に、できるだけ続けて行うことです。
議員活動もそうですが、印刷物ひとつとっても、選挙前にひとつ作って終わりにしてはもったいないです。継続して発行する、報告することが、大事なんだと。それを必ず見られています。

「何事も継続する」。そのひとつひとつの積み重ねが重要だと私は思います。



-- 継続力がキーワードですね。鬼門と言われる「二期目当選」の秘訣をお伺い出来て、とても貴重な時間となりました。当選改めまして再選おめでとうございます。



【編集後記】
お話を通して、勝山さんの議員活動の丁寧さを感じました。それが二度目の選挙運動に地続きになっており、再選も納得のインタビューでした。今後のますますのご活躍を心より応援いたします。





※ 取材日時 2017年5月
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